どうも。本業をしながら趣味でブログを書いています。
カフェでパソコンをカタカタしているノマドワーカーを目指しています。
ぺんぺんです。

・施工管理の仕事ってどういうことをするの?
・施工管理の仕事って、実際きつい?
・施工管理の仕事をする予定だけど注意するところは?
こんな方の悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら私も施工管理職を経験しており、仕事の中で悩んだこと、きつかった体験談を記事にしているためです。
この記事の前半では、「施工管理の仕事とは」を説明し、「施工管理の仕事をする時に大切なポイント4つ」をご紹介します。
記事を読み終えると、施工管理の仕事に就く方の不安や心配の払拭に繋がりますし、既に施工管理の仕事をしている方にとっては共感いただけると思います。
目次
施工管理の仕事はこれ!といったものがない
結論、施工管理の仕事は、幅が広くてこれ!といったものはありません。
なぜなら、業種によって様々で、あなたのやりたいことによって変わってきます。
具体的には次で後述します。
施工管理職とは?
結論、会社によって違いはありますが、基本的に施工管理は「工事現場などの施工のすべてのを管理する」ことになります。
施工管理と言われて、大半の人は

スコップや機械を使って工事をしている人!
などのイメージが強いと思います。
街中で道路に穴を掘ったり、電柱に登って作業をする人を見かけると思います。
施工管理は、そういった作業をする仕事ではないです。
様々な求人サイトに「施工管理者」と「現場作業員」と記されている事をよく目にします。
これを一緒に考える人がいますが、全く別物と考えてください。
施工管理者と現場作業員は全く別!
先程も言いましたが、施工管理者と現場作業員の仕事内容は全く別物です。
結論、施工管理者は工事に関わる全ての工程を管理する人で、現場作業員は工事を実際にする人のことです。
イメージしやすいように、オーケストラを思い浮かべてください。
会場に演奏者40人と指揮者1人がいるとします。
指揮者=施工管理者、演奏者=現場作業員となります。
指揮者が指揮棒を振ることで、演奏者が楽器を演奏する。
施工管理者が現場を指揮することで、現場作業員が実際の工事を行うイメージです。
施工管理の4つの軸
一口に施工管理と言っても様々な工程があります。
主な工程をまとめると、以下のとおりです。
・工程管理
様々な工事のスケジュールを管理する工程です。スケジュール通りに工程が進んでいるか、遅延なく効率的に進んでいるのかを管理する業務です。
・原価管理
工事にかかるお金の管理をする工程です。人件費や材料費を計算し、予算オーバーにならずに利益がしっかりあるかを管理する業務です。
・安全管理
工事をする人が怪我や事故がなく、安全に作業を終了できるように管理する工程です。「安全第一」をもとに、事故を未然に防ぐための重要な工程です。
・品質管理
ビルが出来上がっても、壁にヒビがあったり、ビルの基礎が歪んでいると事故に繋がる恐れがあります。設計書通りにしっかり行われているかといった品質を管理する工程です。
私は、主に工程管理、安全管理を多く経験しました。
工程によって業務内容が異なりますし、様々なスキルや対応力が求められるのが施工管理職です。
施工管理の資格はかなり多い!
実際の業務も多種多様で、様々な資格があります。
・建設機械施工技士
建築現場で使う機械施工管理をするために必要な国家資格
・土木施工管理技士
土木現場(河川、道路工事、上下水道工事などなど)の施工管理をするために必要な国家資格
・建築施工管理技士
建築現場の施工管理をするために必要な国家資格
・電気工事施工管理技士
電気工事現場(電気設備、変電設備、送電設備、配線など)の施工管理をするために必要な国家資格
・管工事施工管理技士
空調設備、ガス設備などの施工管理をするために必要な国家資格
・造園施工管理技士
ビル屋上や学校などに芝生を設置する施工管理をするために必要な国家資格
詳細までは書きませんが、多くの資格の種類があります。
実際に私は、土木施工管理の業種についており、加えて電気工事施工管理も仕事としてありました。
資格は持っていませんが、あなたのやりたいことが本当に合っているかを事前に確認することが必要です。
施工管理の仕事をする時に大切にするポイント4つ
ここから、私の経験談をもとに、大切にするポイント4つをご紹介します。
入社前にインターンシップ体験をしよう!
入社前に希望する企業のインターンシップ体験をしましょう。
なぜなら、入社前後でギャップを感じると、「自分にはできないかも」と思ってしまい、継続しないからです。
ギャップを感じた時から、その仕事は「やりたくないこと」に変わってしまうからです。
私も実際そうでした。
入社前は「大学で学んだ電気配線のスキルが発揮できる」「早く仕事したいなあ」と思っていました。
しかし、入社後は電気配線ではなく、道路を掘ったりする土木系の職種でした。
とりあえず1ヶ月程仕事をしましたが、全く大学で学んだことが活かせず毎日きつい日々を送っていました。
やりがいを感じなくなってしまいます。
皆さんにお伝えしたいのは、入社前にインターンシップなどを積極的に行ってほしいです。
サイトを見ただけでは、その企業がどんな仕事をするのかがわかりません。
会社の雰囲気、業務内容、あなたのスキルが活かせるかは事前に体験した結果わかるものです。
入社前後のギャップを少なくするためにも、インターンシップをしましょう。
実際、かなりきついです!
職種によりますが、結論、施工管理の仕事は体力的にきついです。
私が経験した土木施工管理は、公共の道路を機械を使って掘ったりする作業がメインでした。
公共の道路の工事になるため、交通量の少ない夜間作業がほとんどです。
夏の夜間は昼間よりも気温が下がりますが、アスファルト下に昼間の熱を溜め込み、かなり蒸し暑いです。
夜間でも熱中症になりそうになることもありました。
雨の日は、かっぱを着ているものの、動いて作業をするため意味をなしません。
また、実際の作業はしないものの、管理者として指揮を執る必要があるため、拘束時間がかなり長いです。
例えばですが、1日目が日勤でその日に夜勤なんていう日もありました。
忙しい時なんかは、夜勤が終わった仮眠時間である深夜4時〜6時の2時間くらいが休憩時間です。
こうなると、昼夜逆転生活が続き、挙げ句には体調を崩す日もありました。
皆さんに伝えたいのは、施工管理の仕事は管理者としての仕事ですが、体力的にかなりきつい仕事だと思ってください。
きついけど給料は良い
きついと散々言っていますが、メリットもあります。
1点目は、給料は日本の平均給料と比較すると高いと思います。
なぜなら、仕事がきつい分、残業手当や深夜割増などが高く付与されます。
就いている職種にも変動はありますが、私の場合、高い月は新卒3ヶ月目で月35万程あったと思います。
年収にすると、新卒でも350万〜400万ほどは見込めると思います。
新卒冬のボーナスに関しては、60万程いただけたと思います。
2点目は、経験年数+資格取得が自身のスキルの証明となり、企業にとっても大きな戦力になるからです。
特にインフラ系の業種は常に人材不足な業種であり、資格を持っているだけでかなり貴重な人材になれます。
私が働いていた当時、土木系は「東京オリンピック」が近かったこともあり、需要がかなりありました。
現状、コロナウイルスにより延期になっていますが、まだまだ専門スキルを持っている人が少ない印象です。
スキルをつけ、経験年数も多ければ、更に多くの給料がもらえます。
企業によっては、資格取得手当なども付与されるので、スキルを付けるために国家資格取得を目標にするのも一つの手です。
私が経験した土木施工管理技士(1級・2級)の資格取得の場合は、こちらがおすすめです。
働きながらでも手厚いサポートで、スマホでも簡単に受講可能です。
不安や悩みを抱えたら即相談
もし、仕事をする上で不安や悩みが出てきたら即相談することをおすすめします。
相談する相手は、同期や会社の上司などで良いと思います。
企業によっては、相談窓口などが設置されていたりするので、活用するのも一つの手です。
それでも相談しづらいとなれば、国の相談窓口に問い合わせしてください。
不安や悩みを抱えたまま我慢して続けてしまうと、病気になりかねません。
私も実際、仕事がきつすぎて誰にも相談できず、挙句の果てには鬱状態になったこともありました。
今思えば、そうなる前に相談すべきだったと思っています。
不安や悩みを抱えたら、誰かに相談しましょう。
まとめ
1.施工管理の仕事は職種によって全く違う
2.施工管理職に就く時のポイント
・インターンシップをしよう
・かなり体力使います
・給料は良き!
・不安や悩みは抱え込まない
この4つのポイントを注意していただければ、未経験の人は施工管理の悩みの払拭に繋がります。
既に経験済の方は共感いただき、あなたの将来を見つめ直すきっかけになればと思います。
最後まで読んでいいただきありがとうございました。